赤とんぼフェローシップは、アメリカ合衆国に在住していない若手視覚芸術家に、最長3ヶ月間のニューヨーク市での芸術活動の従事や、他の芸術家と切磋琢磨する機会を提供しています。このフェローシップは以下の内容を提供します。

  • 往復の旅費の給付
  • ニューヨークでの宿泊施設
  • 日当現地での移動費や食費を補うための手当
  • 旅行、芸術活動、それらに関連する出費の手当
  • 他の芸術家やコレクター、ギャラリーの経営者とともに働きまた学ぶ機会

2016年 受賞者

チェンハオ・チャング
チェンハオ・チャング氏は台湾で最も前途有望なダンサーの一人です。彼は元Bulareyaungダンスカンパニーのメンバーで、2011年に2人の弟と設立したチャングダンスシアターのために独自のダンスを創作しました。同年の初舞台ではツォンラング・チェン氏による振付を披露し、台新芸術賞を受賞しました。チャング氏は2014年に文部科学省の支持を得て、アメリカン・ダンス・フェスティバルで開催された振付家の国際合宿に参加しました。そして、そこでチャング氏の最初のソロ作品「Hui」を作り上げました。「Hui」はそれ以来、アジアやヨーロッパで開催される多数の国際ダンスフェスティバルで披露されています。私たちの赤とんぼフェローシップとアジアン・カルチュアル・カウンシルによる資金援助はチャング氏に2016年12月より半年間ニューヨークに滞在し、ダンス鑑賞やレッスンやワークショップを受講すること、そして多様性のある環境で受け継がれ演じられてきたダンスの流派を観察することを可能としました。

 

2015年 受賞者

西原尚氏
西原尚氏は、日本を拠点に、韓国、ドイツ、台湾など各国で作品を発表してきた、サウンドデザイナー、彫刻家、演奏者です。西原氏は東 京藝術大学にてサウンドエンジニアとして音楽を専攻した後、同大学院においてインターメディアアートを研究。その際、ニューヨークに拠点をおく前衛的な組 織「エクスペリメンタル・インターメディア」のディレクター、およびミニマリスト作曲家、マルチメディア演奏者として知られるフィル・ニブロック氏と出会 いました。以来、西原氏は音と彫刻を融合させた作品を制作しています。「赤とんぼフェローシップ」は、「アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)」 の個人フェローシッププログラムにてニューヨークに渡航する西原氏の活動の一部を支援します。音楽や越境的なメディア芸術の調査とともに、82歳になる フィル・ニブロック氏とのコラボレーションを通じた経験を西原氏は日本にもちかえってくれることでしょう。

 

赤とんぼのアイコン

赤とんぼのアイコンはマサチューセッツ州のチャールズタウンにあるスマッジインクの創設者のケイト・サルビアとデイブ・バスティーンによって丁寧にデザインされ、またおもむき財団に寄付されました。